ITを活用したchess学習法
ITを活用したchess学習法

ITを活用したchess学習法

チェスを始めてわりと長いのですが、始めては休み、また始めては休み、、、を繰り返しているのでたいした棋力もありません。

社会人として生活しているとまとまった時間も取れません。仕事が終わって夜に自宅でCPU相手にプレイしても早く寝なくちゃいけなかったりして、結局ゲームを途中で放置してしまいます。早指しはしない・出来ないので。f^_^;

本当は、ちゃんと全力でプレイして終わらせたゲームの棋譜は勝ち負け関係なく記録・保管して、コンピュータで分析したりしながら振り返り、次のゲームに活かすことが大事です。

ゲームを始める→放置→翌日はやる気が無くなってタクティクス問題しかしない→ゲームに戻った頃にはいつ始めたのかも何を考えてプレイしていたのかも忘れてしまったので最初からやり直す。

これじゃまったく成果が出ない!

「対策」しなくては!!(ーー;)

てなことで、時短・効率化のためITを駆使してチェスを正しく勉強する方法を考えました。私の好むチェスのタイムコントロールやチェスサイトやアプリを使用した物なので、同じことにお悩みの方はご自分の好みに合わせてアレンジしてください。

では、参りましょう!

・使うチェスサイト・アプリは一つ、難しい場合は二つに絞る

サイトやアプリはチェスをするための「手段」なので、自分のしたい機能があるサイトやアプリがあれば他の物は断捨離しましょう。シンプルに一つしか使わなければ手っ取り早いです。

私の場合は、無料で日本語でもわかりやすくタクティクス問題もあり通信チェスもあり棋譜解析機能もある「lichess」のサイトとアプリを選びました。私は基本的に通信チェスプレイヤーなので、その機能と勉強のための機能がすべて一つのサイトにあればOKです。

・プレイする方法を一つに絞る

棋譜が載っている本を読みながらチェスセットを並べてコマを動かすとか、コンピュータが内蔵されたチェスセットでコンピュータと対戦するとかいろいろありますが、限られた時間で効率的に作業をするには少々不向きです。棋譜並べは実際にコマを動かすことで頭に入るとは言いますが、私的には浮いた時間でタクティクス問題を一つ考える方が良いので、チェスセットを広げるのはよっぽど時間がある時しかしません。

私はMacとiPadとiPhoneを使いオンラインであれば、いつでもどこでもどのデバイスからでも同じゲームの続きが出来るようにするのが効率的だと思います。lichessのオンライン対戦なら自動で棋譜も残ります。

lichessのオンライン対戦やAI対戦をしかしないならこれでゲームの棋譜の保存・解析・タクティクス問題・棋譜鑑賞などの勉強は一通り問題なく可能です。オンラインでの対戦はサーバーコンピュータに情報が保存されるので、ローカルである手元のPC、タブレット、スマートフォンはブラウザやアプリが正常に動作すれば何を使っていても大丈夫です。

でも、ピンやフォークなどの手筋の学習は英語でのレッスン動画しかないので、私的には渡辺暁さんの本を参考書にしつつタクティクス問題を解くのがベストです!(とりあえず推す)

ここで問題が一つ浮上します。オフラインでローカルCPUと対戦して棋譜を残したい場合、若干問題があるのです。

現時点、Macにlichessのアプリを入れても動きません。ブラウザからだとオフラインで自分のPCのCPUと対戦出来ないのです。

「MacでオフラインのCPU対戦をして棋譜を残したい」さらに「どのデバイスからでも棋譜を分析にかけたい」と考えるとsmallfish for stockfishとテキストエディット、iCloudを使うことになります。

smallfish for stockfishでゲームを終えて、「Game」→「Copy Game」としてPGNをコピーして、テキストエディットから「新規書類」を選択してPGNをペーストします。保存先はiCloud上のディレクトリにします。拡張子は.pgnや.txtでなくてもかまいません。.rtfでOKです。